先週、ひっさびさに仕事が早くあがれたので、フラフラと伊勢丹のケーキ売り場

に行きました。
催事コーナーにシェフらしき外人さんがいるのが見えたので吸い寄せられるように、ショーケースの前に行くと、お店の名前は「
パティスリー ル・ポミエ」と書いてあり、目にも鮮やかなケーキとマカロンがたくさん並んでいました。
瞬時に私の頭の中のスイーツ図鑑をペラペラとめくって見たんですが、記憶の中からその名前は出てこなかったので、
今回は私の知らない京都の郊外?もしくは滋賀のケーキ屋さんが来てるんだなぁ・・・
と勝手に思い込んでしまい、そのシェフらしき外人さんに
「はい、何にしますかぁ?お伺いしますよぉ〜」って、声をかけられたんですが、どれにしようかものすご〜く悩んでる最中だったので
”欲しいのが決まったら自分から声かけてるからほっといてくれへんかなぁ・・・
”と思いながら、軽〜く無視してしまいました。
で、悩んだあげくようやく決まったのはこのケーキ&マカロン


(帰ってからよく見ると何げに袋にシェフの直筆サインが書かれていました)
私が買う頃には外人さんはその場からいなくなり、包んでもらうのを待っている間にショップカードを見ると、何と東京から来ているお店だということが発覚

お店の人に
「東京から来られたんですねぇ・・・、もしかして先ほどの方はシェフですか?シェフもわざわざ来られはったんですか?」と聞くと、「
そうなんですよ〜、期間限定で火曜まで出店してるんです」と言われ、
「あっちゃ〜、しまったことしたかなぁ・・・
」と思い、帰ってから調べてみて更にビックリ!!うわっ、結構な有名店ですやん・・・

知らないって、コワイですねぇ・・・、私が邪険にあしらってしまったその外人さんは、オーナーシェフの「フレデリック・マドレーヌ」氏。
職業がパティシエで、
名前が”マドレーヌ”って、スゴくありません?
最初、芸名か!?って思ってしまいましたもん。
マドレーヌ氏は1997年にフランスの「ダロワイヨ本店」に入社し、その後、1999年から5年間「ダロワイヨ・ジャポン」でシェフパティシエを務め、そして2005年に独立し、世田谷区に「パティスリー サロン・ド・テ ル・ポミエ 」を、オープンさせました。お店の名前の『ル・ポミエ』とは、『リンゴの木』という意味で、シェフの出身地であるノルマンディーがリンゴ

の産地であることからこの名がつけられたそうです。
そして「ル・ポミエ」で作っているケーキは17種のうち5種は、タルトタタンやリンゴのクリームシブストなどリンゴを使ったケーキなんだとか。
<ヨーヨー・オ・フレーズ ¥473> 
ショーケースの中でひときわ目立っていた

ので思わず購入してしまいました。
マカロンを立てヨーヨーに見立てたケーキだそうで、バラの香り

のする苺のムースをマカロンではさみ、イチゴ味のバタークリームとフレッシュな苺

を風車のように飾ったケーキです。

断面はこんな感じ〜

見た目はインパクトがあってものすごくおしゃれな感じだけど、かぶりついたら、マカロン生地がボロボロになるし、切ったら苺とクリームがブニョッと飛び出してくるしで、ひっじょーに食べにくかったです。
マカロン生地は、ザックリした歯ごたえで中身はややネッチリしてます。
で、生地は「さすがフランス仕込みだわ」って思うくらいフランス菓子独特の甘みとコクがあり濃厚な味わいです。
苺のムースについているはずの「バラの香り」ってのが、私には今いち解らなかったですぅ・・・

マカロン生地だけで食べると、かなり甘いのですが、クリームやムース、苺が結構な酸味を効かせてるので、一緒に食べると甘みが緩和されるかなぁ〜という感じ。
正統派フランス菓子が好きな人にはおすすめですが、甘さ控えめが好きな人にはキツイかも知れません。
(うちの母は「これ、甘いわ〜」とキブしてました)
このケーキ、イチゴバージョンの他に夏の季節にはパイナップルを使ったバージョンがあるんだとかでそれがどんな味なのかちょっと気になります。
<キャラメル・サレ ¥420>
お店の人に
「フランスのゲランド産の塩を使ったキャラメルのムースでおすすめです」と言われたので買ってみました。

構造としては、ビスキュイの上にヴァニラのムースがのりそのムースの中央にキャラメル風味のムースが入ってます。
トップには杏のような爽やかな酸味のある焦がしキャラメル味のナパージュがかかり、ゴマ&ナッツの香ばしいチュイルがトッピングされています。
最近、日本でも塩を使ったケーキはよく見かけますが、大概のケーキは塩味は効いてるか効いてないか微妙〜な感じの塩味のものが多いですよねぇ。
でも、ここのケーキは違うんです!!
口に入れると
「おおっ〜、塩味
」って解るくらい甘さの中にはっきりと塩を感じることができます。
この塩味の効いたキャラメルムースを軸として、甘さと酸味などが絶妙のバランスで口の中に広がっていき
「何これ!?うまぁ〜い
」こんなけ塩の存在を前面に出しながらも、しょっぱ過ぎることはなく、キャラメルのコクと甘さを見事に融合させてて、まろやかな味わいを作り上げているシェフの実力にちょっと脱帽です。
<マカロン各¥189>
<チェリー>
<アプリコット>
<リンゴ>
<キャラメルと塩>
生地の表面がピカピカに光ってて何だかおいしそ〜に見えませんか?
ポミエのマカロンはフランス人が作るだけあって、フランス風で生地自体はかなり甘めです。
生地は厚みがあって、ふっくらしていており、
食感はフレイバーによって、フカッとモチモチだったり、しっとりだったり、ねっちりだったりと様々な食感で「おおっ〜っ、きちんと考えられてるぅ〜
」て感じ。
クリームは、多めでふんわりなめらかな食感です。
マカロンの中で気に入ったのは、チェリー

甘酸っぱくて大きい果肉がデデーンって入ってて、
「うまぁ〜〜〜〜い、好きぃ〜っ
」生地の甘さをチェリーの甘酸っぱさがうまい具合に緩和させてます。
マカロンの「キャラメルと塩」もクリームの中にしっかりと塩味がしました。
これは、生地の甘さが引き立ってしまって私には苦手な甘さに仕上がってましたね・・・

で、帰ってから調べてみたら、私ったらこの店の「スペシャリテ」を買っていないことが解り、次の日にまた買いに行きましたよっ

<ポミエ¥525>
こちらは店名を冠したスペシャリテ

でリンゴを使ったケーキです。
この六角形のフォルムはフランス国土をイメージしてあり、土台はヘーゼルナッツ入りのダックワーズ、その上にヘーゼルナッツのガナッシュその上にリンゴのコンポートが入った青リンゴのムースをのせ、表面はりんご味のする黄色のナパージュをかけ、トッピングにはキャラメリゼしたノワゼットと薄切り林檎をのせています。

口の中に入れると、ムースとナパージュから青々しくて爽やかなリンゴの風味がフワ〜ッと広がります、そしてビックリしたのはムースの食感!!
ムースといえば、なめらか食感で口の中でスッ〜と溶けていくものが一般的なんですが、このケーキのムースは
すりおろしたリンゴが入っていてザラザラとした舌触りなんです。で、ダックワーズのヘーゼルナッツの香りと香ばしさがこれまた素敵。
「リンゴ〜ッ、ナッツぅ〜」とそれぞれが存在を主張してるんですすが、お互いを殺し合うこともなく絶妙なバランス。
さすがスペシャリテ、
おいしゅうございまぁ〜す
<ママミーヤ ¥504>
こちらはこの秋の新作で、イタリア特産のマスカルポーネとイチジクをコラボレーションしたケーキです。
「ママミーヤ」とはイタリア語で「なんてこった!」という意味だそう。

全体的な見た目がとってもきれいですよねぇ〜。
全部で8層からなるケーキは、メインはイチジク、マスカルポーネ、ホワイトチョコ、フランボワーズのテイストで、甘味と酸味のバランスをとっていて層ごとに味が違い、食べててとっても楽しかったです。
レビューが遅くなってしまったので、もう伊勢丹では買えないのですが・・・

おすすめは、「
キャラメル・サレ」と「ポミエ」と「チェリーのマカロン」です。
東京に行く機会があれば是非、お試しくださぁ〜い。
最後に知らないとはいえ、偉大なるシェフを邪険に扱ってしまったことを深く反省・・・<(_ _)>
そして、東京のケーキ店を催事に呼んでくれた伊勢丹に感謝。
これからも東京のケーキ店をどんどん呼んでくださぁ〜い!!
(次回は失礼のないよう、名前を聞いたら解るように勉強しときますからぁ・・・)